子育て疲れた…もうなんにもやる気が出ない…
疲れたけど育児はやめられない…でもちょっと一人になりたい…
など、悩んでいませんか?
酷くなると子育てにうんざりしてしまったり、自己嫌悪で自分を責めてしまったり、どんどんつらくなってしまいます。
この記事を読むと、そんなつらいループから抜けて少しずつ育児を楽しめるようになります。
私も年子育児で疲弊してしまい、産後うつや育児ノイローゼの手前と言われた時期がありました。
筆者の実体験や実際の解決策を紹介するので参考にしてみてください!
子育てに疲れたのはなぜ?
そもそも子育てに疲れたと思ってしまうのは、ストレスが溜まって心身ともに限界が近いのが原因です。
でもなぜ疲れているのか、自分ではよくわからない方も多いですよね。
このような理由が考えられます。
- ゆっくり眠れなくて寝不足が続いている
- 静かにのんびり過ごせる時間が少ない
- 育児以外で心から楽しめる趣味がない
- 趣味はあるけど没頭できる時間がない
- 一人で過ごす時間が取れない
- 難しい悩みや考え事が多い
- 家事や育児がキャパオーバーになっている
また、育児中心の生活をしている方だと、毎日が単調になりがちなことも原因です。
仕事でも毎日忙しすぎたり同じことの繰り返しだったりすると、モチベーションが下がってしまいますよね。
育児や家事も同じです。
しかも家事や育児は仕事よりも報酬や成果がわかりにくいので、モチベーションが下がりやすいです。
子どもの笑顔や可愛さには癒やされるけど…親も人間だから疲れるんだよね。
特にワンオペ育児をしている方は孤独な闘いなので、日々の達成感や満足感を感じる余裕もないです。
また、周囲に頼れる人がいない、頼れるサービスが少ないと、責任感に押し潰されて無気力になってしまうこともあります。
子育て疲れた…3つの対策
①考え方を変える
まずは育児や家事に対する考え方を変えてみましょう。
疲れたと感じて悩んでいるということは、少し頑張り過ぎて燃え尽きたような状態です。
栄養のあるご飯を作らなきゃ、子どもの楽しめる遊び場に連れて行かなきゃ、家も綺麗にしなきゃと抱え込みすぎているんです。
もういっぱいいっぱいの状態なのでこれ以上頑張れないという脳や心からのSOSを聞いて、変えてあげてください。
できれば一人の時間を作って休むのがベストだけど、なかなか難しいですよね。
私も「こうあるべき」「本当はこうしたいのに」という思いが浮かんでしまうタイプなので、もっとちゃんとしなきゃと思ってしまう気持ちは苦しいほどわかります。
でもそれで倒れてしまったり、心の病気になってしまったら本末転倒ですよね。
でも具体的にどうやって考え方変えるの…急に変えられないよ…
と思いますよね。
そこで次のステップです。
②細かな優先順位を決める
人間が使える力には限りがあるので仕事・育児・家事などの日常の中で、削れる部分は思い切って削りましょう。
ご飯の用意・子どもとの遊び・子どものお世話・仕事・掃除など、やるべきことは無限なので全てを抱え込んでしまうと潰れてしまいます。
今までぜんぶ頑張り続けてきた結果が今の状態なので、こじらせてしまう前に優先順位を考えて取捨選択することが大切です。
例として私の場合は、子どもとの貴重な時間を笑顔で過ごすことが第一なので以下のことを変えました。
①家を綺麗にしなきゃと思うのをやめた
→ゴミや臭いの出るものは放置しないように注意。危ないものだけはすぐに片付ける。たまに気が向いた時や、子どもがコロコロで遊びたがった時に一緒に掃除する。
②時間のかかるご飯メニューは作らない
→以前は麻婆豆腐を素を使わずに作ったり、ハンバーグをこねるところから作っていたけど、なるべく焼くだけ・混ぜるだけ・茹でるだけのものに変更。簡単で美味しいのがベスト!
③洗い物は溜めてもOKにした
→すぐ洗わないと気が済まないタイプだったけど、その日のうちに洗えればOKに。朝の分は帰ってから洗う、夜の食器は子どもが寝てから洗うなど。
優先順位を決めるコツは、本当は後回しでもいいのに頑張ってしまうことは何かな、と考えることです。
子どもとの時間を優先したいなら後回しにできる家事を探す、という感じです。
あなたも家事・育児・仕事を客観的に見て、優先順位を考えながら生活を変えてみてください!
③めんどくさいことや負担を減らす
優先順位を決めた後は、育児や家事の負担を軽くできないか考えてみましょう。
負担を軽減するために、まずは「めんどくさい」と思うことをリストアップして解決策を考えてみましょう。
私の実体験を踏まえた、めんどくさいと思うことと解決策の例はこちらです。
- ご飯作るのきらい
- →冷凍ハンバーグやチンするだけの魚を積極的に使う!
- 子どもの髪を乾かすの時間かかって飽きられるし疲れる
- →速乾ドライヤーに変える
- 食材の買い出しが面倒
→なるべくまとめ買いにして回数を減らす、ネットスーパーも活用
- 食器を洗うの面倒くさい
- →その日のうちに洗えればOKにした。食洗機を導入するか、使い捨ての紙皿や割り箸などを用意して使ったら捨てるのもおすすめ!
- 洗濯物が多くて干すの大変
- →ドラム式洗濯機を導入
- 洗濯物が多くて畳むのも大変
- →畳まなくていいもの(肌着や部屋着)はそのまま収納。畳むものは子どもに教えて楽しみながら手伝ってもらう
- 掃除機をかけるのきらい
- →週1回くらいでOKにした。子どもと一緒にやると楽しんでくれて可愛い。ルンバ導入も憧れるけど我が家は狭いので手動(笑)
- 子どもの歯磨き(嫌がるので時間かかる)
- →スマホで好きな動画見せながら磨くとちょっとマシになった!
- 子どもの着替え(嫌がるので時間かかる)
- →自分でコーディネートを選んでもらうようにしたら楽しく着替えてくれるようになった!
- おもちゃ片付けるの大変(またすぐ散らかる)
→全部を片付けるのはやめて、遊びゾーンは散らかっていてもOKにした。ブロックなど細かいものだけ適当にカゴにまとめる。
家事と育児の負担を軽くするコツは、家事の面倒ごとはとにかく時短を意識。
育児のやるべきことは、子どもを巻き込んで楽しむ、完璧を目指さないことを意識すると楽になります。
考え方を変えて優先順位を決め、負担を減らす工夫をしたらかなり生活が楽になったのであなたも試してみてください!
子育てに疲れたときのリフレッシュ方法3選
疲れたと感じて悩んでしまうときは、心身ともに余裕がない状態なのでとにかく休んでリフレッシュすることが大切です。
自分をたまに甘やかすことに罪悪感を持つ必要は無いんです。
リフレッシュ方法としては、自然の中で過ごす、とにかくのんびりする、ひとり時間をつくるなどが有効です。
自然の中で過ごす
広くて芝生のある公園や、海や山の近くなど、大人が自然を楽しみながら子どもを思いっきり遊ばせられる場所に行くのがおすすめです。
子どもは外でご飯を食べるだけで大イベントとして楽しんでくれます。
手作りじゃなくてもコンビニのおにぎりやパンでも喜んでくれるはずです。
大人も開放的な気分でご飯を食べたり、外なら子どもがこぼしても気にならなかったりとストレスフリーで過ごせるのでぜひ試してみてください。
ちなみに寒い時期や暑い時期は長時間外にいるのは難しいので、ドライブがリフレッシュになっていました。
自然が遠い都市に住んでいる場合は、屋上庭園のある施設に行って見晴らしを楽しんだり少し外の空気を吸ったりするのも効果的です。
一日中ゴロゴロする
子どものご飯とおむつさえ最低限できてればOKで、とにかくゴロゴロして過ごす日をつくるのもおすすめです。
ママの負担が軽くて子どもが食べやすい物を準備しておきましょう。
- 離乳食期ならベビーフード!
- 幼児食期ならおにぎりなど
野菜はトマトやパプリカなどサクッと切るだけでOKなものがおすすめ - 冷凍うどんやスーパーの惣菜などももちろんOK
今日はのんびり過ごそうね〜と言ってママがニコニコゴロゴロしていると、子どもも楽しく付き合ってくれることが多いです。
「何もしてないのに疲れた」「何もしないで一日が終わった」と自分を責めている方がよくいますが、育児中に何もしていないわけないんです。
子どもをずっと泣かせていられるわけもなく、泣き止んでるということはオムツも替えてるしミルクやご飯も用意してる、テレビを見せてるだけだとしても子どもにとって楽しいものを用意できてるということです。
今日も一日子どもを生かしているなら、何よりも大切なことを頑張れています。
自分自身にももっと優しくして休ませてあげましょう。
一人時間をつくる
一人時間をつくるのは慣れるまでなかなか難しいですが、自分の心と体を健康に保つためにはかなり大切です。
一人になりたいけど、子どもと離れるのは落ち着かないというママもいますよね。
私もそうだったのですが、試しに支援センターの一時保育に短時間だけ預けてみたら、子どもはひたすらぐっすり寝てたらしく拍子抜けしたことがあります。
その後の一時保育でも、家にはないおもちゃで楽しく遊んでいたり、同い年の子とコミュニケーションをとって笑っていたり、子どもにとって良い刺激になっていると感じました。
親が思っている以上に子どもの適応能力は高いので、預け先があるなら思いきって預けて一人時間をつくるのがおすすめです。
でもパパが忙しかったり、一時保育やベビーシッターを使えない地域に住んでいたり…
一人時間をつくれる方法がない方がいちばん心配です。
そんなあなたは子どもが寝ている時間に家事をするのをやめてください!
とにかく一緒に寝て休む・美味しいものを食べる・好きなドラマやアニメを見る・ベランダなどで外の空気を吸うなど、子どもが寝てる隙に自分の好きなことをしましょう。
一人の時間や好きなことをする時間が取れると本来の自分を少しずつ取り戻せるので、やる気や気力も少しずつ湧いてきます。
子育てに疲れたときのモチベーションの高め方
モチベーションを高めるためには、小さな目標を設定して達成感を味わうことも大切です。
そのためにまずは自分の感情を受け入れましょう。
今思っている「疲れた…」を否定せず、受け入れます。
でもこの記事を読んでいるあなたは「あれもこれもやらなきゃ」と思っているはずです。
そんなときはすぐ終わる掃除や片付けをひとつだけ済ませるのがおすすめです。
「今日も頑張った」という感覚になるので気持ちが楽になります。
- 1日1ヶ所だけ掃除:排水溝のネットを取り替える、トイレの床を拭くなど、ちょっと面倒だけどすぐ終わることを1ヶ所やればOK
- 5分間だけ片付け:タイマーをかけて5分間だけ気になってた所を片付ける
など、こんな感じです。
少しでも綺麗になれば気持ちもスッキリします。
人間は動き始めるとやる気が湧くようにできているので、掃除を始めていろいろできそうなら続ければOK。
もちろん少しだけで終わってもOK!
毎日違うところを少しずつ掃除するだけでも、ある程度綺麗な部屋を保つことができます。
自分への小さなご褒美を設定しておいて、ひとつできたらご褒美タイムにしましょう。
実際に私も育児中心の時期はこれを繰り返したら、生活にメリハリがついて無気力感が薄れていきました。
一人になりたいとき頼れるサービス
- 支援センターや児童センターなどの一時保育
- ベビーシッター
子どもを見てもらって寝る、家事をゆっくり済ますなど
子育てに疲れたとき頼れるサービス
- 保健センターの保健師相談
- 相談の間は子どもを見てもらえるところが多いので安心
- 家事代行
面倒な家事は任せて子どもとゆっくり遊ぶ - 児童館
おもちゃがいっぱいで他のパパママとのコミュニケーションも取れる - コープなどの食品宅配サービス
買い出しや料理の手間を減らせる
子育てに疲れた…一人になりたいときの対策まとめ
子育てに疲れたと感じる時は、ストレスや疲労でいっぱいいっぱいになっています。
- 育児や家事に対する考え方を変える
- 優先順位を考え直して決める
- 削れる部分は削って負担を軽くする
この流れで生活のバランスを立て直しましょう!
また、なんとか一人で過ごせる時間を作ったり、適度にリフレッシュすることが大切です。
できそうなことを少しだけやって自分を褒めるのも繰り返してみてください。
頼れるサービスも積極的に利用して、あなたの理想の生活に近づけるように願っています!