妊娠中は何もかもめんどくさいという気持ちになりやすいですよね。
つわりがひどかったり、お腹が大きくて動きづらかったりすると尚更です。
妊娠中期までは仕事をしている人も多く、仕事で疲れやすくて悩んでいるという人もいますよね。
ずっと横になったまま過ごしてしまって自己嫌悪になる人も多いです。
そんな悩みや辛さを軽減するために、妊娠中何もかもめんどくさいと感じてしまう原因や対策についてまとめました。
妊娠出産を2回経験している私の実体験も踏まえて紹介するので、少しでも楽になりたい人は読んでみてください。
妊娠中で何もかもめんどくさい時に、他の人はどう乗り切ったのか知りたい人も要チェックです。
妊娠中何もかもめんどくさいのは妊婦あるある!
妊娠中に何もかもめんどくさいと思ってしまうのはあなただけじゃなくて、妊婦あるあるです。
私はダメ人間なんだ…
と自分を責めてしまうあなたは、もっと自分に優しくしてあげると安心です。
妊娠は母体への影響が大きいので、何もかもめんどくさいと感じてしまう理由もたくさんあります。
- 妊娠中は体内やホルモンバランスの変化が大きい
- 妊娠中は眠気や疲れを感じやすい
- 妊娠中ずっと体調不良が多い
- メンタルもつらく不安定になりやすい
- 貧血やうつにもなりやすい
だるさを感じたり無気力になったりするのも納得ですよね。
私も妊娠期間を通してみると半分くらいは日中も横になっていた気がする…というほど、無気力状態でいることが多かったです。
その原因や妊娠中の心身の変化について、時期ごとにまとめていきます。
妊娠中何もかもめんどくさい原因と時期ごとの変化
妊娠中何もかもめんどくさくなるのは、妊娠により日々変わっていく心身の変化をストレスや疲れとして感じるからです。
原因や変化は時期ごとに違うのでそれぞれ見ていきましょう。
妊娠初期:ホルモンバランスや基礎体温が変わる
妊娠初期は妊娠によりプロゲステロンというホルモンが増加して、疲れやだるさを感じやすくなります。
基礎体温が高くなることもあり眠気を感じやすく、体がまだ妊娠に慣れていないので心身ともに不安定になりやすいです。
特につわりが酷い人は思うように生活できず、もう何もかもめんどくさい…という気持ちになりやすいですよね。
妊娠中期:赤ちゃん優先の体になる
妊娠中期以降は胎盤が出来上がるので、血液を通して赤ちゃんに栄養や酸素を送るようになります。
栄養や酸素は赤ちゃん優先になるのでママの体は疲れやすく、貧血による疲れやだるさも感じやすくなります。
また、妊娠中期は一応安定期と呼ばれるものですが、まだまだ不安が多いしつわりが続いていてつらい人もいますよね。
妊娠後期は動きづらいし寝不足になるから
妊娠後期はお腹が大きくなるので動きづらく、お風呂やトイレにいくのもしんどくて何もかもめんどくさいと感じやすいです。
夜も寝苦しくどんな姿勢でも痛みや苦しさがあるし、ぐっすり眠れないのもつらいですよね。
また、産後の授乳に備えて眠りが浅くなる傾向にあり、お腹による圧迫から頻尿になりやすくトイレの回数が増えて寝不足になる人も多いです。
妊娠後期は母体の内臓が圧迫されている状態なので、腰痛・胸焼け・息苦しい・むくみ・恥骨痛・足が攣りやすいなどいろいろな不調も出やすいです。
何もかもめんどくさいという気持ちになるのも無理ないですよね。
妊娠中何もかもめんどくさいのはいつまで続く?
妊娠中に何もかもめんどくさいのがいつまで続くのかは、始まりの時期や原因によります。
つわりが落ち着くまで
例えば妊娠初期でつわりが酷いせいで無気力になっている場合は、つわりの症状が落ち着くと気力が湧いてくる場合が多いです。
私も実際に1人目のとき、7週〜20週くらいまで毎日吐いてろくな食事もできず、外出する気力もなく毎日の生活もめんどくさいという状態が続きました。
3〜4ヶ月間、妊婦検診の日以外はほとんど横になって過ごしていたので、つわりが落ち着いてやっと人間の生活に戻れた感覚がありました。
吐かなくなってからはやりたいことや出産に向けての準備なども気力が湧いて楽しいことも増えていったので、あなたもつわりが終わったら気力が戻ってくれるはずです。
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ホルモンバランスや基礎体温が落ち着くまで
妊娠15週ごろには胎盤の基礎が完成したりホルモンバランスが安定したりして、少しずつ心身ともに妊娠に慣れてくる時期です。
高くなっていた基礎体温も下がるので、熱っぽさによるだるさや眠気も軽くなる傾向にあります。
早ければ胎動を感じることも出てくる時期なので、赤ちゃんに対する愛情が増したり楽しみや気力が湧くことも増えます。
本来は16週をすぎると徐々に落ち着くと言われているつわりが、なかなか落ち着かなくてしんどい人もいますよね。
そんな人でもホルモンバランスや基礎体温が落ち着くと、不調が少しずつ減るのが期待できます。
出産まで続くのも覚悟する
妊娠後期に何もかもめんどくさいと思うのはお腹が大きくなったことによる不調や姿勢の悪化などが原因なので、産後まで解消しないこともあります。
それでも出産はジワジワと近づいてくるので、入院準備や育児用品の準備など今やるべきことに手をつけるのがおすすめです。
私も妊娠後期には出産への恐怖や体の不自由さで気持ちが落ち込んでいる時期がありましたが、育児用品の準備などをしていたら気が紛れることも多かったのでおすすめしたいです。
特に赤ちゃんの服やおもちゃなどテンションが上がるアイテムを選んだり、育児用品も自分好みのものを揃えてみたり、楽しめそうなものを優先してみましょう。
妊娠中何もかもめんどくさいときの対策
妊娠中に何もかもめんどくさい時の対策を症状別にまとめたので、参考にしてみてください。
つわりへの対策
- つわり用サプリ「つわびー」
- とにかく寝る
つわびーというサプリを産婦人科でおすすめされて飲んでいました。
かなり楽になったという実感はないですが、全然食べれなくてもなんとか少しは栄養が摂れたという心の支えとお守りになるのでおすすめです。
あとはつわりがつらかったらとにかく横になって、眠れるときは寝てしまいましょう。
私の場合は寝て起きたら酷くなるときと少しマシになるときがあり、マシになっていたらその隙を見て飲み食いしていました。
疲れやすさへの対策
鉄分・タンパク質・ビタミン・水分を意識して摂取しましょう。
貧血予防や疲労回復、体力などに重要な栄養素なので、不足すると疲れやすさが悪化してしまいます。
食べ物で摂取できない場合は、妊娠中も飲めるサプリなどで補給するのがおすすめです。
情緒不安定への対策
- 夫・友人・親・保健師・産婦人科医などに話を聞いてもらう
- 自分を責めてしまったら、赤ちゃんをお腹の中で大切に育てていることを思い出す
体調不良への対策
- 消化にいいものを少しずつ食べる
- 骨盤ベルトや腹帯クッション抱き枕を使う
- 誰かを頼る
- ストレッチやヨガ
- 体を冷やさない
- リフレッシュ
楽しみがないことへの対策
やらなきゃと思うことに優先順位をつけて、大事なことだけ済ましてしまうのがおすすめです。
やるべきことが溜まってしまうと楽しみを設ける思考にならないですよね。
洗濯物など別に今日やらなくても生きていけるな…と思うことはしばらく放置してしまってOKです。
どうしても今やっておかなきゃいけないことを済ますと、自然に楽しみが浮かぶことも多いので是非試してみてください。
ただし、妊娠前に好きだったことも心から楽しめない・ひたすら気分が落ち込む、という場合は妊娠うつの可能性があるので早めに医療機関に相談しましょう。
妊娠中何もかもめんどくさいときまとめ
妊娠中何もかもめんどくさいと思うときは、妊娠に対する変化に体や心が追いついてないことが大きな原因です。
妊娠に体が慣れて不調が軽減されたり、つわりが落ち着いたりすることで改善される場合も多いです。
妊娠中期や後期で新たな不調が出たり出産への恐怖でしんどかったりする場合は、産後の楽しみに目を向けて赤ちゃんグッズに癒されるなどもおすすめです。
ここで書いたのは一般的に言われていることや私が経験したことなので、もちろん人によっての個人差はあるはずですがあなたが少しでも楽になるきっかけになれば嬉しいです。
妊娠中何もかもめんどくさくて毎日横になっていても、決して甘えじゃないので自分を責めずに過ごしてくださいね。