1歳6ヶ月の子と1ヶ月の子を連れて、遠方の実家に帰省する際に飛行機を利用しました。
上の子と2人では何度も乗っていたのですが下の子が生まれてからは初めてだったので緊張と不安が増し増しでした。
ちょっと想像しただけでシンプルに手が足りないですよね・・・そもそも予約できるのか、チャイルドシートは必要なのかなど未知なことも多かったので体験記を共有します!
これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
※航空会社によって細かい規定は違うので、あくまでも私の利用した飛行機のお話がメインになります。
下の子は抱っこ紐で膝の上に、上の子は隣の席にチャイルドシートを設置してもらい搭乗しました。
大人1人で子供2人を連れて飛行機に乗れるの?
子供の年齢によってチケットの予約方法や座席の座り方は変わりますが、航空会社のルールに従えば可能です!
ちなみに子供が3人いて3人とも幼児の場合は大人1人で連れて行くことはできず、もう1人大人か小児が同行する必要があるので注意しましょう。
幼児と小児の区分
大人1人で子供2人を飛行機に乗せるのは可能ですが、子どもの年齢によってチケットの予約方法や座り方などが変わります。
子どもが幼児なのか小児なのかによって区別されているので、自分の子どもの年齢がどちらに当てはまるのかチェックしましょう。
【幼児】
・一般航空会社では生後8日〜2歳
・LCCでは生後8日〜1歳の子
(ジェットスターでは生後3〜7日の子も医師の診断があれば幼児として搭乗可能)
【小児】
・一般航空会社では3歳〜11歳
・LCCでは2歳〜11歳の子
予約方法
大人1人と幼児2人でチケットを撮る場合はネット予約ができず、電話窓口などでの予約が必要な航空会社が多いです。
航空会社の電話窓口は混んでいることが多く、待ち時間が長いのがネックです。しかし、電話のほうがわからないことやお願いしたいことを聞きやすいので、予約の際に色々聞いてみるのもおすすめです!
私も予約の際に質問したら、チャイルドシートの貸し出しや搭乗口までのお手伝いの有無なども事前に予約できたので安心でした。
注意点
幼児はチャイルドシートが必要
幼児を膝の上ではなく1人で座らせる場合は、チャイルドシートを使用して座らせる必要があります。
そのため我が家の場合は下の子を抱っこ紐で膝に乗せて、上の子は隣の席にチャイルドシートを設置してもらい搭乗しました。
チャイルドシートは貸し出してくれる航空会社と持参が必要なところがあるので事前に確認しましょう。
また、子どもと自動的に隣の席にしてもらえるわけではなく、離れた席に予約される場合もあるようです。自分で席を指定できない予約の際は、隣の席でとってもらえるか事前に確認しておくと安心です。
非常口近くの席は乗れない
非常口付近の席は緊急時に避難の手伝いをする必要があるため、小さい子を連れている人は座れないようになっています。
他の幼児連れと同じ列は座れない
飛行機では座席上に緊急時用の酸素マスクがありますが、マスクが足りなくなるので大人2名、幼児2名の場合は隣同士で座れません。
ちなみに自分が子ども1人しか連れていなくても、すでに同じ列で子ども連れで予約されている場合も座ることはできません。
JALの場合は「幼児2名連れの方優先座席」が少しあるので、早めに予約すると家族みんなで隣同士に座れます!
ワンオペ飛行機を乗り切るコツ
搭乗時間と昼寝が被る便を予約する
なるべく搭乗時間と昼寝が被る便を予約しておくと、飛行機の中で寝てくれる確率が高まります。
私も実際に、まだ子どもが1人だったときに搭乗時間を昼寝タイムと被せてみたら、出発のエンジン音で寝て着陸の振動で起きるという神フライトを2度も経験できました!
本を読んだり音楽を聴いたりのんびりと過ごせて快適でした。
子どもが2人以上いるとなかなかみんなが寝てくれるのは難しいですが、1人でも寝てくれると少しは気が楽ですよね。
子どもの好きな歌やアニメなどを見せる
飛行機の中で寝てくれそうになくて絶望した時は、子どもの好きな歌やアニメなどを見せて楽しんでもらいましょう。
普段はあまり長時間見せないようにしていても、飛行機の中では最終奥義として考えておくといざというとき重宝します。
通信料が心配な方はAmazon primeに登録して、子どものお気に入り動画をダウンロードしておくと、Wi-Fiのない場所でも動画のオフライン再生ができます。
飛行機の中以外でも役立つのでぜひ活用しましょう!
大人はあまり使う予定がなく子どものために登録するなら、Amazon kids+もいいですね。子ども向け番組がたくさんなので親の強い味方になってくれます!!
Wi-Fiを使えるようにしておく
航空会社によっては機内で使えるWi-Fiのアプリなどを用意しているところもあるので、搭乗まえにダウンロードしてすぐ使えるよう準備しておくと便利です。
Wi-Fiが使えたら子どもの好きなアプリなども時間稼ぎに使えるので、ワンオペ飛行機の負担が減りますよね。
最前列と非常口付近の席は避ける
最前列や非常口付近の席は開けておかなければいけないスペースがあり、荷物を置ける場所は意外と狭くなってしまいます。
子連れだとオムツやおもちゃなどで大荷物になるので、最前列と非常口付近の席は避けましょう。
飛行機の中に持っていくと便利なもの
飛行機の中には子どもの好きな、おやつ・ジュース・動画・絵本・シールブックなどを持っていくと子供がぐずった時に心強いです!!
絵本やシールブックなど
普段から絵本やシールブックが好きな子には、新しいものを機内で初めて見せてあげると興味が長持ちするので隠し持っておくのがおすすめです。
夢中になって読んだり遊んだりしてくれると平和なフライトになりますよね。
ちなみに大きな音が出るようなおもちゃやバラバラになるパズルなどは、機内で親の敵になるのでやめましょう・・・。
我が家のお供はアンパンマンでした!
ペットボトルの軟水
ミルクを飲む子がいる場合はペットボトルの軟水を持参すると便利です。
お湯は飛行機の中でもらえる場合が多く安心ですが、熱々だとすぐに飲ませられないのでお腹が空いて泣いてしまった時にかなり焦ります…。
そんな時に軟水ペットボトルがあれば、お湯を少なめに入れてもらい水を混ぜてちょうどいい温度にしてすぐ飲ませることができて子どもを長時間泣かせずに済みます。
ちなみに水は持ち歩くと重いので、搭乗待合室の自動販売機で搭乗直前に調達するのがおすすめです!
機内での販売もあるかもしれませんが、機内では子どもを膝上に座らせていたり抱っこ紐をしたりしているので財布を出すのが大変な場合が多いので注意しましょう。
保安検査〜搭乗口まで
保安検査での注意点
保安検査では抱っこ紐をしていると両手が空くから便利!と思いきや、抱っこ紐を一度外さなければいけない航空会社もあります。
私が利用した際、ANAは抱っこ紐を一度外すように言われ、JALは抱っこ紐をしたままで大丈夫でした。それ以外の航空会社や不安な場合は、電話や受付などで先に確認しておくと慌てなくて安心です。
検査後はまた下の子を抱っこ紐で抱っこして上の子と手をつないで荷物を持って…というこの流れも大変だったので、検査後の荷物を一旦まとめられる大きな袋やバッグがあるとスムーズです。
私も次の機会には大きなエコバックを畳んで持っていこうと決めています。
搭乗待合室から搭乗口までの移動
なるべく搭乗待合室にはギリギリに入り、なんとか搭乗開始時間まで凌ぎます。
そして搭乗開始になったら、CAさんやスタッフさんに荷物を運んでもらい搭乗するのが安心です。
ただし搭乗待合室にはCAさんやスタッフさんの人数がそんなに多くないので、急にお願いすると迷惑な場合があります。そのため、チケット予約や当日の受付で事前にお願いしておきましょう。
事前にお願いすると搭乗口までベビーカーなどを借りられる航空会社もあります。